多忙な年末年始
今年も残り少なくなりました。11月から真冬並みの寒い日もあって、年末年始は寒そうです。この時期は女性にとり家事多忙の日々ですが、昔に比べれば大分楽になったようです。それでも一年の締めくくりの年末は何かと気忙しい。
子どもの頃を思い出すと、大掃除、障子の張り替え、餅つき、お正月用煮しめの料理づくり等、子どもながらお手伝いをさせられました。それを一式きちんとしないと、父に「ご近所様に笑われる」と文句を言われたものです。今と違いその頃は向こう三軒両隣、お互いに親しくしていますから「手がないのなら手伝うよ」と声をかけられてしまいます。
今はスーパーやコンビニに何でも揃っていますし、元旦も開店している店もあるので安心。昔のようにすべて手づくりしなくてもすみます。ただ、“我が家の伝統料理”や“お袋の味”はあり、お雑煮に代表されるかと思います。そのお雑煮は地域により差があり、餅は四角やら丸型と分かれます。汁は澄まし汁でさっぱりの地域、野菜を沢山入れケンチン汁のような地域と、まさに子どもの頃の味が続いています。八王子は後者が伝統的でしょうか。
お忙しい現代人は手抜きをしても良いと思いますが、日本食の伝統はちょっぴり守り続けてほしいです。そして今年の疲れを来年に持ち越さないよう体に休みを与え、疲労を溜め込まないようにして下さい。
お正月の生活習慣として他の国々でも都会の人はあまりこだわらないようですが、地方の人達は昔風の食生活をよく守っています。ギリシャやトルコ、そして中近東の国々でよく耳にしたのがお正月の“コイン入り”のパン。きれいに洗った清潔なコイン(500円のコイン見当)を入れてパンを焼きますが、大型なのでパン屋に焼いてもらうようです。元旦の朝食べるパンにコインが入っていたら、その人の新しい年は金運に恵まれラッキー。家族や友人に祝福され新しい年がスタートします。
旅を100倍楽しむ法
もしもししんぶん 2007/12/20 号掲載




